コンセプトは“究極の実証広告” ——スバル「フォレスター」が世界五大陸10万キロをキャラバン中

cm_subaru-A
cm_subaru-B
cm_subaru-C



現在放映中のテレビCM「雪道」編。

富士重工業は、新型SUV「スバル フォレスター」のブランディング、およびプロモーションを目的に、新たなコミュニケーション・キャンペーン「FORESTER LIVE」を展開している。

キャンペーンのコンセプトは、“究極の実証広告”。2012年11月から2013年11月までの1年間をかけて、世界五大陸・10万キロ、世界中のさまざまな道を走りながら、その様子を記録、テレビCMや特設サイト、スマートフォンアプリなどを通してリアルタイムに発信し、フォレスターの走行性能を実証するというキャラバン企画だ。
(プロジェクト発表会の様子はこちら

キャンペーンの一環として、この実証走行の一部をピックアップしたテレビCMシリーズが制作・放映されている。
CMはキャラバンの進捗と連動して展開されており、2月6日からは、第1弾「登場」編、オーストラリアを舞台とする第2弾「ラフロード」編に続き、北欧が舞台の第3弾「雪道」編が放映中だ。

CMとクリエイティブ連動したポスター、雑誌広告、交通広告、屋外広告も展開し、多様なタッチポイントでターゲットとの接触を図っている。

従来のフォレスターは、SUVとしての高い性能を持ちながら、競合車種と比較して“本格SUV”のイメージが低いという課題を持っていた。スバルは今回のキャンペーンを通して、新機能を搭載した新型フォレスターのSUVとしてのブランドイメージを向上させたいとしている。

五大陸キャラバンに参加しているのは、“カー・マニア”を自称し、ドライバーやモータージャーナリストなど、さまざまな立場から自動車産業に携わる4人の男性。2012年11月中旬〜1月上旬にオーストラリア大陸2万キロを走破、2月7日現在はデンマークに滞在している。このあと4月中旬までの間にユーラシア大陸3万7000キロを走り、5月初旬〜6月中旬にアフリカ大陸、7月初旬〜中旬に南アメリカ大陸、7月下旬〜10月下旬に北アメリカ大陸、そして11月初旬〜中旬に日本へ至る予定だ。

今回の企画は、スバルがこれまでに積み重ねてきた“実証の歴史”にヒントを得た。初代レガシィで「10万キロ世界速度記録」、初代フォレスターで「24時間世界速度記録」など、実証をもって製品の価値をアピールしてきたスバルの伝統を、WebやSNS、アプリなどを活用した、ソーシャル時代にふさわしい形で再現した。

【テレビCM】

企画制作
博報堂+AOI Pro.
CD
塚田雅人
AD
丹野英之
C
吉澤到
PR
松田光平
PM
山田久人(「登場」編/「ラフロード」編)、守谷拓真(「雪道」編)
クリエイティブ・コーディネーター
篠原徹子、吉川潤
ディレクター
山本昌弘
編集
Ryan Mcguire(オフライン)、安田雄策(オンライン)
MA
小松徹(「登場」編/「ラフロード」編)、野田拓朗(「雪道」編)
DOP
DanielArdilley(「登場」編/「ラフロード」編)、Jo Eken Tor(「雪道」編)

forester_hp
forester-app

キャラバンでは、急勾配や雪道、山道など、世界各地の悪路に赴き、そこをフォレスターで走行することで、搭載システムの性能を実証。特設サイト「FORESTER LIVE.com」やアプリでは、その様子が動画で公開されるほか、現地からのレポートがほぼ毎日アップされている。
フォレスターでの旅をユーザーに追体験してもらうことで、ブランドに対するロイヤリティを効果的に高める狙いがある。

【Web】

企画制作
博報堂+AOI Pro.
CD
池田善行
PR
塩田泰典
進行管理
吉山恒平
ディレクター
江田浩、梅澤勉
企画
伊関千尋
AD
鎌田貴史
D
小島淳
テクニカルディレクター
氏家拓司
プログラマー
藤代祐太、國平弥聖



この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事