博報堂は12日、スマートフォンをテレビCMや新聞広告などにかざすことで、クーポンやECサイトなどの関連コンテンツを表示させる仕組みを子会社の博報堂プロダクツ、博報堂アイ・スタジオと共同で開発したと発表した。対応するiPhone用アプリを18日に提供開始する。味の素や花王、サントリーなど広告主8社の採用が決まっているという。
「広告+(コウコクプラス)」の名称でサービス展開する。NECが開発した高精度の画像認識技術を用いたもので、テレビCMのほか新聞・雑誌広告、屋外看板、ポスター、パッケージなどあらゆるものに対応可能。遷移先は商品・サービスの詳細情報やエンターテインメントコンテンツ、クーポン、商品購入サイトなどを想定している。
映像も含めた広告に対応しており、スマートフォンの位置情報システムと連動して場所に応じたコンテンツ配信も可能。Android端末に対応したアプリも準備しているという。