【宣伝会議賞チャレンジ宣言(4)波乱の2月編】「1次審査通過でちょっとだけ生まれた自信」佐久間仁美さん(25歳)

グランプリを目指す16人の挑戦者たちが、応募から結果発表までをつづる「宣伝会議賞チャレンジ宣言!」。2月1日には『宣伝会議』本誌で1次審査通過者が発表されましたが、果たして挑戦者の結果はいかに!? 10人目は、コスプレイベントなどに参加しつつ47本の作品を応募した佐久間仁美さんです。佐久間さんのプロフィールはこちらから。

通っていないと思ったら…。

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無いと思っていた自身の名前が…あった!

1月31日。発表前夜、宣伝会議本社で行われたブログ参加者の懇親会。いち早く手にした宣伝会議をいくら読んでも自分の名前は無し。

結果は全く駄目でしたが貴重な経験を…と悔しさを隠しきれず総括をしていたところ、周りの方に「えっ、佐久間さん(1次通過者一覧の中に)居ましたよ」と声をかけて頂いてビックリ!半信半疑でもう一度見返してみると、確かに自分の名前が。

見事、1本だけ通っていました!思わず涙が零れました。

3年前、文字を書く土俵に立てない、コピーライターになんてなれっこない、と先の見えないトンネルの中で悩み続けてきた自分に初めて見えた僅かな光。消えそうに頼りないけど、初めて掴んだ希望。

嬉しくて嬉しくて、大喜びで意気揚々とFacebookで報告したところ、ゼミの大先輩で、宣伝会議賞の審査員でもあるシカクの原 晋さんに「満足すんな」と一蹴されました(ありがたい…)。

厳しい。でも、嬉しい。お会いできたブロガーの皆様も非常にストイックな方々で、通った本数に満足せず、淡々と原因分析を始めていらっしゃいました。まだまだ自分は甘いなぁと痛感する機会となりました。でもやっぱり嬉しい!嬉しくたっていいじゃない!!

新たな“欲”に向かって頑張ります!

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希望の光に向かって。

3年で、たった1本。そんなの、ただの“まぐれ”かもしれません。現に、私を取り巻く世界は何らいつもと変わらず制作部でまた淡々と仕事をこなす日々を送っています。変わったことといえば、ちょっとだけ生まれた自信を持ってもっと文字を書く仕事を任せてもらえるよう積極的に動き、任せてもらえる文字量がほんの少しだけ増えたことくらいです。

そんなわずかな違いしかなくても、素直な自分の気持ちに気づかせてくれた大切な1本のおかげで微かな希望の光を捉えた私の目ははっきりと開き、世界がこんなにも鮮やかで楽しいんだと知ってしまいました。

そして既にもう新しい欲が出ています。次は一桁多く応募して、一桁多く入賞する。そして、「絶対に、コピーライターになる!」。

まだまだ覚束ない足取りですが、やっと走り出せた感じがします。これからもいろんな人にお世話になってご教授頂きながら、学び、書き、働き、コスプレして、書き、飲んで、書く!

肩書きに【コスプレイヤー兼コピーライター】とかけるように、もっと頑張ります!

挑戦者16人のプロフィールはこちらから。

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