リッチメディア広告の活用を啓発 ユーチューブ上で「クリエイティブウィーク」

グーグルは、動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」上のリッチメディア広告枠の有効活用を啓発する目的で、PC向けトップページの大型広告枠「マストヘッド」上にエンターテインメント要素を盛り込んだ広告を日替わりで掲載する「クリエイティブウィーク」を日本国内向けに実施している。大手広告主6社が参加し、24日まで日替わりで各社の広告を掲出している。

19日に始まり、すでにキリンビール、日産自動車、ユニクロが掲載した。スロットマシーンなどゲーム性を付加したものや、ジーンズの伸縮性をユーザーがバーチャル上で実体験できるものなど、各社とも工夫を凝らした広告を掲載している。今後は富士フイルム(22日)、バンダイナムコゲームス(23日)、ワコール(24日)の広告が掲載される。

同社によると、日本のユーチューブには1日に数百万人が訪れる。参加性を高めたリッチメディア広告で、クリック数では計測できない広告効果を引き出すとともに、CPE(Cost per Engagement)と称してその指標化を目指している。具体的には、ユーザーの滞在時間やマウスオーバーの回数、広告接触後の好意度変化などを数値に盛り込むことを想定しているという。



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