電通、障がい者雇用促進のための新会社を4月に設立

電通は8日、障がい者の雇用創出を目的に、新会社「株式会社電通そらり(DENTSU SOLARI INC.)」を4月1日付で設立すると発表した。

「電通そらり」は、電通の100%子会社として東京・港区の電通本社ビル内に設立され、障害者雇用促進法に基づく「特例子会社」としての認定を取得する予定。「特例子会社」とは、事業主が障がい者の雇用に特別に配慮した子会社を設立し、一定の要件を満たす場合には、特例としてその子会社に雇用されている障がい者を親会社に雇用されているものとみなして、実雇用率を算定できる制度だ。

新会社の社名は、日本語の「空」と「光」、英語の「Solar(太陽の)」の意味合いを込めた造語。従業員数は、初年度、障がい者11人を含む14人でスタートする予定で、代表取締役には、電通 営業推進局 専任局次長の石崎雅人氏、取締役には、電通 法務マネジメント局 部長の相田一紀が就任する。

電通グループ各社はこれまでも障がい者の雇用に取り組んできたが、今回の新会社設立を契機に、障がい者の雇用機会をより一層拡大していきたいとしている。



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