博報堂DYホールディングス、新組織設置でO2Oマーケティング支援事業を強化

博報堂DYホールディングスは6日、企業のO2O(Online to Offline)マーケティングを支援する専門組織「O2Oソリューションスタジオ」を設置した。O2Oに関わる情報や知見を収集・整理し、これに基づいて企業のO2Oマーケティングの支援を行う。スマートデバイスの急速な普及に伴い、クライアント企業各社がO2Oの取り組みを強化しつつある状況を受けて、設立するものだ。

設立時のメンバーは16人。博報堂DYグループの横断組織「博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンター」と「博報堂DYグループ・ソーシャルメディア・マーケティングセンター」から選抜した、ストラテジックプラニング職、プロモーション職、ナレッジ開発職といった社員を中心に構成する。

新組織では、独自の生活者意識調査や海外の先端事例研究を行うほか、O2Oに課題を持つ企業に向けた、グループ共通の新サービス開発も行う。また、グループ傘下の事業会社と連携し、O2Oに着目した広告・販促活動の支援も行うとしている。

同社は今回の新組織設立で、グループ内に散在するO2Oに関する知見や業務経験のある人材を集約することで、O2Oマーケティング支援をグループ全体で強化したい考えだ。



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