東北の桜の植樹活動を応援広告界有志が手がける「東北さくらライブプロジェクト」

更新日2013.4.2 / 公開日2013.3.29

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例年よりも早い桜の開花を迎え、早くもお花見のピークが過ぎようとしている2013年、東北の桜の植樹活動を応援する新たなプロジェクトが立ち上がった。「東北さくらライブプロジェクト」は、東北の津波到達地点を中心に行われている桜の植樹活動。「震災の風化を防ぐため、自分たちにできるカタチで応援したい」と、広告会社、制作会社などに勤務するメンバー11人が有志で立ち上げた。

活動内容は、東北各県で行われる植樹プロジェクトの全国への啓蒙活動、および広報支援のサポート。桜の植樹やお花見も終わる5月から12月の間は、桜に関する話題の露出も減り、各団体の寄付金も集まりにくい。しかし、その間も植樹用地の確保や苗木のメンテナンスなどが必要となることから、彼らを支援する告知・啓蒙活動として立ち上げた。

この主旨に、昨年全国ツアーで東北を訪れた歌手の小田和正さんが賛同。東北を継続的に支援している明治安田生命の協賛も得て、東北3県でのライブ開催が決定した。

コンサートツアー会場では、植樹関連の写真とコピー（サクラに寄せて送るコトバ）を組み合わせた大型ボードを作って展示する。また、オリジナルグッズの販売も行い、タブロイド紙を作って配布するなど、来場者の活動への理解と共感を深めるさまざまな施策を予定している。「音楽の力で、一本一本の桜をつなげ、東北の未来を応援していきたい」と同プロジェクト共同代表の澤向美希氏、三上和輝氏はコメントしている。