博報堂は1日、広島県広島市に本拠地を置く中国博報堂と、香川県高松市に本拠地を置く四国博報堂の2つの子会社を7月1日付で統合し、「株式会社中国四国博報堂」を新設すると発表した。
統合後の本社は、現在の中国博報堂がある広島市に置き、広島・岡山・高松・愛媛(松山市)の4支社体制で事業を推進する。
代表取締役社長には、現・中国博報堂代表取締役社長 兼 四国博報堂代表取締役社長の渡辺悦男氏、取締役執行役員には、現・四国博報堂取締役執行役員 兼 中国博報堂取締役執行役員の仙台史明氏がそれぞれ就任する。
今回の統合は、中国・四国を一つのエリアと捉えた広域のマーケティング活動や行政サービスの展開が活発化していることを受けて実施するもの。これまで2社に分散していた経営資源を1社に集約、営業体制を整備することで、経営効率の向上と、同エリア内での競争力の強化を図りたい考えだ。