電通の海外本社である電通イージス・ネットワーク傘下のイージス・メディアは2日、中国・北京に本拠地を置くデジタルメディア・エージェンシー「北京创世奇迹广告有限公司」の全株式を取得することで合意したと発表した。
eCRM領域のマーケティングサービスを強みとする同社を買収することで、オンライン広告のメディアバイイングなど、イージス・メディアが中国において提供するデジタル領域のサービスを強化したい考え。
イージス・メディアはかねてから、5つの事業ブランドで中国における統合的なマーケティングサービスを提供してきた。今回の買収により、北京创世奇迹广告が新たな事業ブランドとして加わる。
今後は、オンライン広告のメディアバイイングにおいて既存の事業ブランドのひとつ「Carat」と連携しながら、デジタル領域における統合的なマーケティングサービスを提供していく。