小学館の雑誌編集長ら、5月に女性インサイト研究所を設立

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小学館は5月13日、同社女性誌編集局内に、女性のリアルなライフスタイルや価値観を研究し、女性に関するさまざまなインサイトを発信する「小学館女性インサイト研究所」を開設する。所長に女性誌編集局プロデューサーの嶋野智紀氏が就任し、各誌編集長が主任研究員となる。

同社では1981年に『CanCam』を創刊して以来、現在は『AneCan』『Oggi』『Domani』『美的』『Precious』といった、5万~20万人の愛読者を全国に有する雑誌を9誌(女性向け8誌、男性向け1誌)発行している。異なる女性層をターゲットとする各誌が培った知見や、雑誌作りで蓄積したノウハウを活かし情報を発信していきたい考え。

具体的には、企業の商品開発やプロモーションに役立つ女性のインサイトに関するレポートの発行、編集部横断型の読者調査や一般女性への調査、企業や勉強会の場での編集長らの講師派遣などを行う。

このほか、企業と各女性誌編集部の横断窓口として「小学館女性誌コンシェルジュ」を新たに設置する。連携して企業とのコラボレーションによる新商品開発、読者モニターやサンプリング、編集部横断型イベントなどの企画に取り組む。
 
主任研究員となる編集長と担当雑誌は下記のとおり(敬称略)。

  • CanCam
    編集長:井亀 真紀
  • AneCan
    編集長:福田 葉子
  • Oggi
    編集長:加藤 睦美
  • Domani
    編集長:吉川 純
  • Precious /MEN’s Precious
    編集長:鈴木 深
  • 美的
    編集長:兵庫 真帆子
  • 和樂
    編集長:橋本 記一
  • SAKURA
    編集長:佐藤 友貴絵



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