テレビ東京は6日、4月スタートの深夜番組5番組の認知拡大を目的に、ソーシャルメディアを活用した視聴者参加型企画をスタートした。
企画は、インタレストマーケティングのプロモーション情報配信サービス「Kolor(カラー)」、およびフェイスブックを活用して実施する。視聴者(ユーザー)は、フェイスブックを使ってサービスにログイン、番組内容やユーザー特性に応じて配信される「ミッション」を達成するとポイントやバッジ(称号)が付与され、貯めたポイントを使って特典を得られるというものだ。
「Kolor」では、ユーザーのソーシャルメディア上での影響力をスコア化するとともに、フェイスブックでの「いいね!」履歴や、登録されたお気に入り情報から、ユーザーの興味関心を判定。これらのデータを踏まえ、番組放送の数日前から、番組内容に関連する「ミッション」を配信する。
「ミッション」には、指定の場所へのチェックインや、懸賞への応募、クーポンの取得など、サービスの参加企業によってさまざまに異なり、今回のテレビ東京の取り組みにおいては、番組別のテーマに沿った写真の投稿が「ミッション」となっている。
ミッションを達成すると、フェイスブック上のユーザーのウォールには、達成した内容とともに、番組のロゴや番組サイトのURLが表示される。ミッションを通してユーザーに番組に深くコミットしてもらうとともに、ユーザの友人への番組情報の拡散を図りたい考えだ。
企画は4月末までの実施を予定しているが、各番組2000人がミッションを達成した段階で終了する。