広告原稿に統一サイズ、新聞協会が「N-SIZE」の運用開始

日本新聞協会・広告委員会では、新聞広告の利便性向上のため、全15段広告の推奨制作サイズを「天地511mm×左右378mm」とすることを決定。名称は「N-SIZE」で4月19日から運用が開始された。複数紙に出稿する際、この「N-SIZE」を利用すれば原稿の制作・管理業務の簡素化が図れる。このサイズで制作・入稿された原稿は、新聞各社の仕様に合わせて掲載されるため、新聞社によっては1~2%原稿のサイズを拡大、縮小した上で掲載することがあるが、テスト期間を経て「N-SIZE」が標準化サイズとするに適切との判断から実施に踏み切った。

現在、参加している新聞社は全国で88社。「N-SIZE」原稿に対応している新聞社は、同協会ウェブサイト「新聞広告データアーカイブ」内の「デジタル広告原稿の制作・入稿規定」のコーナーで確認することができる。

全15段広告での実施状況を見たうえで今後、全5段、全7段など他サイズでの導入も検討していく。


■N-SIZEは、あくまで広告主の選択肢を増やすための取り組みです。従来通り、新聞各社の規定サイズで入稿することも可能です。このため、「統一サイズ」という表現は避け、「推奨制作サイズ」と称しています。



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