フジパンは4月25日、食パン「本仕込」の発売20周年を記念して、オリジナルのレシピ本『フジパン社員が太鼓判 朝・昼・晩の絶品トーストレシピ』(幻冬舎)を発売した。
今回の出版は、幻冬舎からの提案がきっかけとなり、実現に至った。発売20周年という節目を迎えるにあたり、既存のファン層に加え、若年層を中心とした新たな顧客層を開拓する目的がある。
同書では、朝食・昼食・おやつ・夕食という日常の各シーンに合うレシピ計55点を紹介。より幅広い層にアプローチするため、定番の調味料や、コンビニエンスストアでも入手できるような食材、スーパーの惣菜などを使って、2~3ステップの手順で作ることができるものを選んだ。
「『本仕込』は、トーストすることで“もっちりとした食感”という商品特性がより際立つことから、掲載するレシピは、トーストするということを必須条件にした」(同社マーケティング部担当者)。
表紙には、縦約116ミリ×横約115ミリの、ほぼ原寸大の「本仕込」の写真が掲載されている。
「書店に並べられた際に、本物のパンがそこにあるように見せる」意図があるという。書店での展開は幻冬舎が主導で、現在企画を進めている。表紙のビジュアルを活かし、店頭に置いたトースターの中に本を陳列する、といった展開も予定しているという。
このほか、小売店頭のパン売場でも書籍を展示、掲載されているレシピの試食販売を行っている店舗もある。
インナーコミュニケーションのツールとしても活用しており、「全国の工場の食堂で、本書のレシピで作ったメニューを提供している。パートスタッフを含めた社員に、今一度『本仕込』の特徴・魅力を知ってもらうことで、商品づくりへの意識を新たにできれば」(同)と話した。