読売広告社は5月下旬、シンガポールに本拠地を置く日系の広告会社、FLP SINGAPORE PTE LTD(FLP社)との資本業務提携に伴う第三者割当増資を引き受ける。
契約を締結したのは3月29日で、読売広告社による出資比率は20%を超える予定。日本企業の東南アジア市場への進出・事業拡大が進むなか、今回の業務提携により、ますます多様化するクライアントのニーズに対応していきたいとしている。
1990年に設立されたFLP社は、主に日系企業をクライアントとする総合広告会社。読売広告社の海外拠点としては他に、2007年に中国・上海に設立した読広大広(上海)広告有限公司がある。今後は両社の知見とリソースの融合を図り、多様なソリューション・新たなサービスを提供していきたい考えだ。