AOI Pro.は、産学協同プロジェクトによって新しいスマートフォンアプリ「モヤっさん」を開発、5月20日から提供開始したと発表した。
「モヤっさん」は、“世の中でモヤモヤしていること”を奇妙なおじさんキャラクターがしゃべる配信系アプリ。「現実逃避にモヤモヤ」「B級グルメにモヤモヤ」など、ほぼ1日1回ネタが更新され、ユーザーがボタンを押すと、おじさんの「おしゃべり」(モノローグ)を読むことができる。この「おしゃべり」によって、普段見逃している物事への気づきをうながしたり、世の中をクリエイティブに見る視点を得るきっかけになるという。気になった内容はお気に入りに追加したり、Twitterに投稿することもできる。
このアプリは、同社が進めている次世代クリエイター支援のための産学協同プロジェクト「青色2号」を通じて開発された。同社のアプリ制作サポートチームは、「ユーザーにいつもと違う発想の切り口を与えるスマートフォンアプリの企画」というテーマを、拓殖大学のデザイン分野を専攻している学生28名に出題。各チームからこの課題に対するプレゼンが行われ、選抜された学生チームが、同社のアプリ制作チーム、外部スタッフ、デジタルハリウッド大学院とフェリス女学院大学からの企画協力メンバーと共に、アプリを共同開発したという。
同アプリは、iTunesのAPP Storeで配信中だ。