新しいクリエイティブツール「to be」のローンチイベントが、6月1日に原宿VACANTで開催される。
「to be」はブログやSNSとは違い、「つくる」ことに焦点を当てた新しいクリエイティヴツール。そのコンセプトは、「to be is to create(誰かのために何かをつくる)」。
「to be」をスタートすると、そこには”フィールド”と呼ばれる「白紙のページ」が現れる。ユーザーはそこに画像・動画・音楽など様々なデータを貼り付け、加工することで、その人オリジナルのフィールドを簡単につくることができる。個人としてだけではなく、同じフィールドを友人と一緒につくったり、フィールドを公開して多くの人と共有し、新たなコラボレーションをすることも可能だ。このプラットフォームが米国で初めて公共の場で使用された際には、参加した15 人のアーティストが共有フィールド上で作品を完成。デトロイトにある建物の正面に約90 メートルに渡ってプロジェクション・マッピングされたという。
サイトを開発したのは、Google、Betaworks のチームに属していた3人の専任エンジニア。グラフィックデザインはWolf Olins のエンリケ・エルナンデス、UX(ユーザーエクスぺリエンス)はCode &Theory が担当。全体のディレクションは、ピンバッジ型のmp3 プレイヤー「PlayButton」を開発した企画会社 Parteの創立者であるニック・デンジャーフィールドが行っている。
今回、開発者の一人が以前より気に入っており、スタッフとも交流があったスペース、原宿VACANTでローンチパーティを開催。世界に先駆けてサービスの内容を公開すると共に、来場者がその場で体験できる先行体験会を実施する。「to be」の公式リリースは今年9月以降を予定しているが、この体験会に来場した人は先行で登録して使用できる。
さらに当日は公式コントリビューターとなったクリエイターたちが「to be」上でつくりあげたページがインスタレーション形式で公開。同じく公式コントリビューターであるアーティスト、写真家のマーク・ボスウィックが「to be」開発チームとともに来日し、展示とスペシャルライブを実施する。
「to beインスタレーション+世界先行体験会」
<インスタレーション パート>
6月1日(土)14時~18時 VACANT 2F 入場無料
※参加決定クリエイター:(今後も追加予定)
- Nick Waplinton (Photographer)
- Christian Joy (Fashion Designer)
- 長谷川踏太 (アーティスト/クリエイティブディレクター)
- 新津保健秀(写真家)
- 蓮沼執太(ミュージシャン)
<ライブ パート>
「マーク・ボスウィック スペシャルライブ」
6月1日(土)OPEN 18時30分/ START 19時
VACANT 2F
入場料 前売り¥2,000/当日¥2,500