凸版印刷は、同社が企画・制作した良品計画のO2Oプロモーション「KNIT Like COLLECTION(ニットライク コレクション)」が、世界三大広告賞の一つとされる「One Show(ワンショウ)」のインタラクティブ部門「One Show Interactive」でメリット賞を受賞したと、5月24日に発表した。
「KNIT Like COLLECTION」は、無印良品有楽町店で2012年11月16日~26日に開催されたO2Oプロモーション。凸版印刷が開発したO2Oプロモーションシステム「いいね!カウンター」を日本で初めて採用し、おすすめ商品のコーディネートに対するfacebook上の「いいね!」数を、店頭モニターと各コーディネートを着たスタッフが着けるバッジにリアルタイムで表示した。また、「いいね!」がカウントされるたびに店頭の木琴がクリスマスソングを奏でる仕組みも採用し、ネット上の商品に対する評価を、実店舗で可視化・体感できるようにした。
同企画の開催期間中、コーディネートの対象商品である「首のチクチクをおさえた洗えるタートルネック」の売り上げは昨年対比で33%増加し、facebookのリーチ数は500万件、無印良品のキャンペーンで過去最高となる1万5000回の「いいね!」がカウントされるなどの成果を残し、今回の受賞につながった。
「One Show」は、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル、クリオ賞と並ぶ世界三大広告賞の一つとされ、広告界をリードする広告クリエイターらが審査を担当。授賞式は毎年5月にニューヨークで開催されている。