森永乳業は6月10日~12月27日、同社のカップアイス「MOW(モウ)」のプロモーションの一環として、日本各地の森林事業活動を支援する「しぜんは、たいせつ。MOWをたべて、“日本の森を守ろう”キャンペーン」を実施する。
同キャンペーンは、MOWのパッケージの裏面に記載されたQRコードかシリアルナンバーを使って応募し、キャンペーンサイト上でポイントを貯めると、抽選で総計3000人にオリジナルグッズなどが当たるマストバイ施策。さらに、この応募ポイント数に基づいて、MOWの売り上げの一部を支援金に充て、日本全国の森林事業者の森林保護活動などを支援する。
MOWでは「おいしい素材は、健全な自然環境下で育まれる」という考えに基づき、2009年から環境貢献型のドネーション(寄付付き)キャンペーンを継続的に実施。2012年の実施では、同ブランドのキャンペーン史上最多となる77万1843件の応募を記録した。
「販促会議」8月号(7月1日発売)では、「売り上げにつながる社会貢献型プロモーションのノウハウ」と題した特集を予定。メーカーや流通・小売への取材を通じて、“意義は分かるが売り上げが立てられるか不安”といった声の多い社会貢献型プロモーションの、事例や実施までに必要なこと、課題などを検証していく。