タカラトミーは30日、盤ゲーム「人生ゲーム」シリーズの45周年の取り組みとして、鹿児島県の最南端に位置する与論島とタイアップした企画を実施すると発表した。
与論島の島の形が「人生ゲーム」のシンボルであるルーレットの形状に似ていることから、実際の与論島を舞台にした「リアル人生ゲーム」を実施。
7月20日から9月16日まで、与論町商工会青年部と島内の4カ所に大型のルーレットを設置し、参加者が島を巡りながら、島民とコミュニケーションを図り、与論島の魅力が発見できるという内容。
また、与論町教育委員会と協力し、島内の全小学校の4年生を対象に与論島を舞台にした「人生ゲーム」を製作する。
その製作途中の小型複製版を6月13日の「東京おもちゃショー2013」にて展示し、完成版は7月20日から与論空港などで公開する。
与論島は昨年の台風によって、最大の産業である観光に大きな影響が出ており、今回の企画を通して、島おこしにつなげていく。