我流への不安が払拭され、即実践に活かせる制作物のノウハウ
思ったような案がデザイナーから上がって来ず、修正を繰り返し、校了間際になって妥協する。または前回制作した制作物の微修正や、競合が制作した制作物のまねをしてしのぐ。こうような状況から脱却し、読み手に響くメッセージは何か、それをどうデザイナーに伝えれば思い通りの表現に仕上がるのかを理解するためのカリキュラムです。
Point1:伝えたいことと読み手が知りたいことを一致させる
利用シーンや新しい使い方など読み手に気付きを与える表現の打ち出し方
商品特徴や開発コンセプトなど、伝える側の目線からだけで打ち出したメッセージでは読み手を動かすことは困難です。読み手を動かすには、「こんなことがしたかった」という新しい使い方や「そうそう、こういうの探していたの」と気付きを与えるメッセージが不可欠です。それには「伝える側の目線」と読み手の興味関心を一致させる必要があります。そうした気付きを与える打ち出し方を当講座では学びます。
Point2:修正を繰り返さずイメージ通りの案をデザイナーにあげてもらう
デザイナーに何を求めているのかどこで発想を膨らませるべきかがわかる指示の出し方
細かく指示を出すと伝えた通りにしか仕上がらない。おおまかに伝えるとイメージとかけ離れたデザインとなってしまう。イメージ通りの案を上げてもらうための伝え方に悩む担当者は少なくありません。プロならではの発想力を活かした制作物を作り上げてもらうためにはどのようにイメージを伝えるべきなのでしょうか。それは適切な指示出しを行うことです。適切な指示出しは最低限の質を担保し、無駄な時間と経費が掛からず、デザイナーのモチベーションを高めることに繋がります。当講座ではそうした指示出しのノウハウを学びます。
Point3:読み手の目線を引き付け、決断を促す
「目立つ」「差別化が図れる」「納得させる」読み手の行動を喚起する表現に仕上げる
どんなに響く打ち出し方が出来ていたとしても、目線を引き付けることが出来なければ読み手を動かせません。それには色とコピーの使い方が重要です。しかし、目立たせることは最低条件に過ぎません。目立ち、選ばれる色使いをした上で、コピーと連動したときに使用感が理解しやすいこと、競合との違いがわかることが欠かせません。当講座では目を引き、読み手に決断を促す色とコピーの使い方を学びます。
対象
- WEBページ、パンフレット、チラシ、CMなどの広告物の制作担当
- DM、店頭演出ツールの詮索担当
- 社内報(紙)制作
- 販売促進担当
- 営業担当
- PR担当
- DTPオペレータ
- デザイナー
- Webディレクター
クリエイティブ・ディレクション基礎講座 開催概要
東京開催
開講日 2013年9月4日(水)
講義時間 10:00~18:00
定 員 60名
講義回数 1日集中
開催場所 大阪・梅田周辺
受講価格 ¥ 39,500