ビクターエンタテインメントは、5月29、30、31日、6月1、4日付の朝日新聞全国版夕刊で、歌手の髙橋真梨子さんのベストアルバムの発売告知を目的とした全2段広告シリーズを展開した(3日付除く。名古屋本社版は1日のみ朝刊)。
髙橋さんのデビュー40年を記念した同アルバムのタイトルは「髙橋40年」。今回の広告は、年代物のシングルモルトウイスキーを思わせるこのタイトルにちなんで、ウイスキーをテーマにした同名の小説を作家の山崎ナオコーラさんが書き下ろし、全5回のシリーズ広告として展開したものだ。
連載が終了した翌日の5日付の同紙朝刊・夕刊には、「髙橋真梨子は、ウイスキーである。」から始まる、山崎さんによるボディコピーが書かれた全15段広告を掲載した。
山崎さんは2004年、『人のセックスを笑うな』で第41回文藝賞を受賞。同作で第132回芥川賞候補となった。