小学館『サライ』がヨドバシカメラと連携事業をスタート

小学館の生活情報誌『サライ』は10日、2013年10月号(9月10日発売)からヨドバシカメラと連携し、新たなサービス「優良生活コンシェルジェ」を開始すると発表した。

新サービスは、販売員が商品説明を行ったり、配達・アフターサービス・まとめ買いなどの購入相談を受けるヨドバシカメラの既存サービス「ヨドバシカメラ コンシェルジェ」と連携して実施する。

同誌7月号(6月10日発売)からスタートする新連載「優良生活コンシェルジェ」で紹介した生活家電などの商品を読者が購入する際、希望の日時・店舗で実物に触れながら、商品知識が豊富な販売員からの説明を受けることができるというもの。利用には、専用ダイヤルからの予約が必要だ。

『サライ』の読者は40~80代と幅広く分布しており、特に団塊世代をはじめとする60歳前後がボリューム層。同誌が“サライ世代”と呼ぶこの層は、インターネットやデジタル関連商品をはじめとする新しい物事への関心が高いものの、「彼らが安心して納得のいく商品選びをできる環境が整っているかというと、必ずしもそうではない」という。

両社はこのサービスを通じ、スペックだけではわかりにくい商品の特徴・機能を読者に知ってもらうことで、それぞれのライフスタイルに適した商品を選択するサポートをしたい考え。サービスは6月10日にヨドバシカメラマルチメディアAkibaで試験運用を開始、9月から本格始動し、来年8月末日までの1年間実施する予定だ。

9月からの実施店舗は、新宿西口、新宿東口、Akiba(秋葉原)、上野、吉祥寺、八王子、町田、錦糸町、川崎ルフロン、横浜、京急上大岡、千葉、宇都宮、郡山、新潟、梅田、京都、博多、仙台、札幌の計20店舗。

『サライ』7月号では、同誌編集長によるヨドバシカメラ社長・藤沢昭和氏のインタビュー記事が掲載されており、この取り組みついての思いを紹介している。

written by sendenkaigi
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