Webプロダクションほか数社を傘下に持つワン・トゥー・テン・ホールディングス(京都市)はこのほど、中国・上海に現地法人を設立し営業開始した。同社の海外拠点は昨年12月に設立したシンガポールに続いて2つ目だが、常勤スタッフを置くのは今回が初めて。企業のデジタルマーケティング支援で、今後アジアを中心に海外展開を加速させる。
新会社は翼狮(上海)营销策划有限公司(1-10ホールディングス上海)で、ワン・トゥー・テン・ホールディングスの澤邊芳明社長が董事長を、ワン・トゥー・テン・デザインの石坂昌也氏が社長にあたる総経理に就任する。当初は2人体制でスタートし、近く5人に拡充する。日本国内のクライアントの海外進出支援のほか、国外では広告会社JWTとのコラボレーションで、現地クライアントのクリエイティブ制作やマーケティング支援にも当たる。
なお同社は、シンガポール現地法人も年内には常勤スタッフを置き本格稼働させるとしている。