大広は6月25日付で、シンガポール駐在員事務所を設立する。今後の大広グループのASEAN市場戦略の立案や、市場リサーチなどを実施するのが狙い。今後、同社が強みとするダイレクトマーケティング領域におけるネットワーク展開や体制構築も視野に入れているという。所長には影山亘氏(国際事業本部 国際事業統括局 シンガポール駐在員事務所所長)が就任する。
同拠点ではシンガポールのほか、タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・フィリピン・ブルネイ・カンボジア・ラオス・ミャンマーといったASEAN全域に加え、インドもカバーする。
同社の海外ネットワークは現在、中国(北京・上海・広州)やベトナム(ホーチミン・ハノイ)のグループ各社のほか、台湾支局やインドオフィス、タイオフィス、ベトナム連絡事務所など事業所がある。