ブランド戦略やWEB戦略に関するコンサルティングを手掛ける日本ブランド戦略研究所は25日、BtoB企業のWEBサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査2013」の結果を発表した。
WEBサイトがターゲットの情報ニーズを満たしたかどうかを示す「ニーズ充足度」を基準に調査対象の240サイトを並べると、ランキング上位20位は以下の通り。
1位はオムロンのFA(制御機器など)サイトで55.4%、次いで三菱電機(FA)が49.8%、キーエンスが46.8%、パナソニック(制御機器)が37.0%と続いた。
オムロンは昨年に引き続いてのトップで、今回で7年連続の1位獲得となった。
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【1】オムロン(Industrial Automation) /FA(制御機器等) /55.4%
【2】三菱電機(FA) /FA(制御機器等) /49.8%
【3】キーエンス /FA(制御機器等) /46.8%
【4】パナソニック(制御機器) /FA(制御機器等) /37.0%
【5】オムロン(電子部品情報サイト) /電子部品・材料 /36.8%
【6】TOTO(建築専門家向けサイトCOM-ET) /建材、住設機器・ビル設備/36.6%
【6】パナソニック(照明器具・電設資材) /建材、住設機器・ビル設備/36.6%
【8】パナソニック(住宅設備・建材) /建材、住設機器・ビル設備/34.0%
【9】キヤノン(オフィス機器) /オフィス機器/31.6%
【10】富士電機機器制御 /FA(制御機器等)/29.6%
【11】オリエンタルモーター /FA(制御機器等)/29.2%
【12】NEC(サーバ・ストレージ) /サーバー・ストレージ/28.8%
【12】武田薬品工業(医療関係者向け情報) /医療用医薬品/28.8%
【14】IDEC /FA(制御機器等)/28.6%
【15】INAX(ビジネスユーザー「いいナビ」)/建材、住設機器・ビル設備/28.2%
【16】タカラバイオ /ライフサイエンス/27.8%
【16】デル(サーバ/ストレージ/ネットワーク)/サーバー・ストレージ/27.8%
【16】東芝(セミコンダクター&ストレージ社) /電子部品・材料/27.8%
【16】日本HP(サーバー&システム) /サーバー・ストレージ/27.8%
【20】コマツ /建設機械/27.6%
【20】パナソニック(制御機器) /電子部品・材料/27.6%
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※【順位】企業名(サイト名)/製品・サービス分野名/ニーズ充足度
FA(制御機器等)分野の4社のサイトが上位を占めたほか、電子部品・材料、建材・住設機器・ビル設備、サーバー・ストレージといった分野のサイトが上位に並んだ。
調査は、BtoBの製品・サービス16分野ごとに、実際のターゲットに近い購入関与者を約114万人抽出し、インターネットを通じて行った。調査期間は4月19日から5月9日で、有効回答数は9735人。
ターゲットユーザーに占める業務目的でのアクセス経験者(過去1年以内)の割合を「アクセス率」、アクセス経験者のうちWEBサイトによって情報ニーズが充足された人の割合を「ニーズ充足率」として算出。
これをもとに、「アクセス率×ニーズ充足率」で「ニーズ充足度」を算出した。