電通、トヨタらが宇宙で「人とロボットの会話実験」を実施

ロボット宇宙飛行士「KIROBO」

電通、東京大学先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージとトヨタ自動車は、8月4日にロボット宇宙飛行士「KIROBO」を、宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機で打ち上げることを発表した。

四社は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力のもと、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」の共同研究“KIBO ROBOT PROJECT”を進めてきた。東大先端研とロボットクリエイターとして知られる高橋智隆氏が代表を務めるロボ・ガレージはロボット躯体の開発と動作生成、トヨタ自動車は音声認識を用いたロボットの知能化を手がけた。電通は会話コンテンツ作成とプロジェクトのとりまとめを行っており、プロジェクトの事務局機能とコミュニケーション面を担っている。

プロジェクトの研究の様子。

KIROBOは8月4日午前4時48分頃、H−IIBロケット4号機に搭載される「こうのとり」4号機に乗って、種子島宇宙センターより打上げられる。そして、同年11~12月頃からISSに滞在する若田光一JAXA宇宙飛行士の到着を待ち、世界で初めてとなる”宇宙における人とロボットとの会話実験”を、きぼう日本実験棟内で実施する予定だ。

written by brain

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