ファミリーマートは、長野県屋代南高等学校と協力した地域密着型プロジェクト「ファミマものづくりアカデミー」を25日から開催している。商品開発について同社社員が学校で講義したのち、生徒がアイデア出しからパッケージデザインまでの新製品開発プロセスを体験するもの。開発された商品は実際に近隣地域のファミリーマートで販売される。
今回は2、3年生の生徒42人が参加し、10月の商品発売を目指す。屋代南高等学校でこの試みを行うのは2回目。
ファミマものづくりアカデミーは、昨年から静岡県や島根県、熊本県など全国で開催されている。参加学校の生徒に、小売、流通、製造業についての理解を深めてもらうほか、各地域住民の味覚、嗜好に合わせた新商品開発を実現することが目的。