広島県選挙管理委員会は今夏の参議院選挙に向け、若者に投票を呼び掛けるPR動画の撮影を、突然公共の場でパフォーマンスを行うフラッシュモブの形で実施した。動画はユーチューブで公開され、7月4日の選挙公示以降はテレビCMにも使用される。今後インターネット上で選挙情報に触れる機会の多くなる若者に、一足先に動画を通して投票することへの関心を深めてもらうことが狙い。
ムービーの内容は、広島市中区のショッピングセンター「パセーラ」前の広場に集まった約200人の若者が、突然選挙PRのために制作されたオリジナルソングにあわせダンスし、一斉にポーズを決めた後で、投票会場へ向かうというもの。
同じ内容のフラッシュモブイベントを7月13日にも広島市内で企画しており、開催情報やダンスの振り付けなどを公式フェイスブックページやツイッターアカウントで配信している。次回のイベントに動画を見て関心を持った若者に参加してもらうことで、選挙PRの一層の拡大を図る。担当した広告会社はBBDO J WEST、PR会社はオズマピーアール。