P1 サイバーエージェント「購買に直結する新しい広告手法が続々と登場」
P2 セールスフォース・ドットコム「SNS上の顧客を捉えて最適なアプローチを実現」
P3 マリンソフトウェア「広告主はアドデータを使いこなすべき」
SNS上の顧客を捉えて最適なアプローチを実現
講演者:加藤希尊(セールスフォース・ドットコム マーケティング本部 Marketing Cloud ブランドマネージャー)
フェイスブックやツイッターにおけるブランドに関する言及は、毎日約1.5億件にのぼるという。「このように顧客が集まるソーシャルメディアを、ビジネスに活用するマーケティングを成功させるためには、ロードマップが必要」と、セールスフォース・ドットコム マーケティング本部の加藤希尊氏は指摘する。
そのロードマップとは、顧客の声を聞き、それを踏まえてインサイトに基づく反応の良いコンテンツをつくり、広告で強化すること。これにより、顧客との絆を深め、コンバージョンをより高められると説明する。こうした一連の活動を支援するテクノロジーとして、同社のソーシャルマーケティングプラットフォーム「Salesforce Marketing Cloud」が紹介された。
ソーシャルリスニング・分析機能で顧客の声を捉える「Radian6」、戦略構築からコンテンツ戦略、施策の実施を支援する「BuddyMedia」、顧客分析結果や顧客データを連携させながら最適なソーシャル広告を配信する「Social.com」からなり、ソーシャルメディアマーケティングに必要な機能が統合されている。
なかでも「Social.com」は、CRMによる顧客データと、フェイスブックのデータとの連携を実現。たとえば自動車会社であれば、車検をこれから受ける人をフェイスブック上でターゲティングできるという。加藤氏は、「かつてないほど精度の高いターゲティングが可能」とし、より効率的で効果的なアプローチが実現できることを強調した。
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