今度は市民の「生声」発信――自民党の公式スマホアプリ続々リリース

第23回参議院議員選挙でのネット選挙解禁を受け、自民党は4日、党の公式スマートフォン向けアプリ「自民党 生声チャネル」をリリースした。自民党に対する支援・期待の声、意見・質問などを、音声メッセージとして自民党に直接送ることができるというもの。

アプリは、音声メッセージのほか、テキストや画像を添付する機能を搭載している。

ユーザーが送ったメッセージは、運営側で確認後、他のユーザーにも公開され、他のユーザーのメッセージに「いいね!」をすることも可能だ。また、自民党から配信された声のメッセージに返信することもできる。

同アプリは、マルチメディアコミュニケーションの研究開発などを行うボイスバーン・ジャパンが2011年に開発したiOS/Android向けアプリ「ボイスバーン」の技術を活用したもの。

今回のアプリの開発について同社は、「有権者が政治に対して持っているイメージや率直な意見を、政党に向けて発信する『場』を政党・民間企業が提供することで、幅広い意見を政党の運営に役立てることができるのでは」(ボイスバーン・ジャパン)としている。

自民党は他にも、党の最新情報を提供する「自民NEWS」や、ジャンピングゲームで遊べる「あべぴょん」など、幅広いターゲットにあわせたスマホアプリを続々とリリースしている。

過去記事→自民党、参院選に向けて位置情報・画像認識技術を活用した新アプリを開発 ゲームアプリ「あべぴょん」も

written by sendenkaigi

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ