人や動植物の内部のミクロな世界から、広大な宇宙の世界まで、日々数多く生み出されている科学技術映像は大自然の神秘の宝庫だ。しかし、一部の研究者を除き、一般市民や子どもたちがその映像世界に触れる機会は限られている。そこで、「国際科学映像祭実行委員会」は、良質な科学映像コンテンツを広く国内外に紹介する「国際科学映像祭」を開催する。
開催期間は、2013年8月1日（木）～9月29日（日）計60日間。
開催場所は、北海道から沖縄まで、日本国内の科学館・プラネタリウム館・シアターなど。
「国際科学映像祭」は、コンテンツや技術開発に関わる人々の情報交換及び科学映像クリエータの発表の場ともなっている。
国際科学映像祭の会場
北海道エリア
北海道大学総合博物館, 釧路市こども遊学館
東北エリア
盛岡市子ども科学館, 仙台市天文台, 郡山市ふれあい科学館,
北関東エリア
つくばエキスポセンター, 日立シビックセンター天球劇場, 高崎市少年科学館, 群馬県生涯学習センター少年科学館, さいたま市青少年宇宙科学館, さいたま市宇宙劇場, 狭山市立中央児童館,
南関東エリア
千葉市科学館, 白井市文化センター・プラネタリウム, 千葉県立現代産業科学館, 東大和市立郷土博物館, かわさき宙と緑の科学館, はまぎん こども宇宙科学館, 相模原市立博物館, 藤沢市湘南台文化センターこども館, 平塚市博物館
東京都区内
科学技術館, 中央区立郷土天文館（タイムドーム明石）, 国立科学博物館, プラネターリアム銀河座, 葛飾区郷土と天文の博物館, コニカミノルタプラネタリウム“天空” in 東京スカイツリータウン®, 日本科学未来館, 杉並区立科学館, コニカミノルタプラネタリウム“満天” in Sunshine City, 板橋区立教育科学館, 国立天文台4D2Uシアター, 府中市郷土の森博物館, 多摩六都科学館, コニカミノルタサイエンスドーム（八王子市こども科学館）
中部エリア
山梨県立科学館, ディスカバリーパーク焼津天文科学館, 浜松科学館
関西エリア
ラフォーレ琵琶湖 デジタルスタードームほたる, 大阪市立科学館, 大阪科学技術館, 東大阪市立児童文化スポーツセンター（ドリーム21）, ソフィア・堺（堺市教育文化センター）, 神戸市立青少年科学館, 伊丹市立こども文化科学館, 姫路科学館, 兵庫県立大学自然・環境科学研究所天文科学センター（西はりま天文台）,
中国エリア
島根県立三瓶自然館サヒメル, 広島市こども文化科学館, 防府市青少年科学館ソラール
四国エリア
徳島県立あすたむらんど, さぬきこどもの国, 愛媛県総合科学博物館
九州・沖縄エリア
宇宙情報館, 那覇市牧志駅前ほしぞら公民館, 沖縄こどもの国・ワンダーミュージアム, 沖縄科学技術大学院大学, 石垣島天文台
国際科学映像祭と連動して開催される東京国際科学フェスティバル
この映像の祭典と連動しているのが、「東京国際科学フェスティバル」だ。科学技術に親しむお祭りとして、「科学を文化に」をテーマに、「地域の絆を世界の絆に」をモットーに、2013年8月17日（土）～10月14日（月）の期間に開催される。
主催するのは東京国際科学フェスティバル実行委員会。世界天文年2009、ダーウィン生誕200年、「種の起源」刊行150年を記念して、2009年に第1回科学フェスティバルが創設され、今年で5回目を迎える。
大人も子どもも全ての人々が科学を楽しむ文化を地域に拡げ、『科学好き市民』のコミュニティを形成していくことを目指す。また、こうした活動を通じて、科学文化の街としての観光資源の創出、市民と企業、大学・研究機関、生涯学習施設、学校教育機関関係者との間の活発なコミュニケーションにより地域の活性化に繋がることを意図しているという。
