アメリカ・鉄の遺構をとらえた半田也寸志氏の“細密写真”展

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数多くの広告写真やTVCM、ファッション雑誌、有名アーティストのアルバムジャケットやPV、映画等、ジャンルを問わず国内外で活躍する写真家 半田也寸志氏の写真集の出版記念写真展「IRON STILLS―アメリカ、鉄の遺構」が、8月26日から渋谷・+SANOW LABs.で始まる。

構想から5年を費やし撮り続けた作品は「鉄の遺構」。アメリカの基盤であった、圧倒的な鉄の生産力と産業の技術革新、それを支えた全米最大の製鉄所であるベスレヘム製鉄所が閉鎖し、カジノへと変貌を遂げたことを知った半田氏は、鉄とともにあったアメリカに遺された構造物を微細に写し撮ることを決めた。繁栄と復興の背景にあった鉄の力を明らかにするべく、3,500万画素、6,050万画素、8,000万画素のカメラを通しての撮影を試みた。本作品は、今年5月に葛西薫氏の装丁による作品集が出版されている。本展ではそれらの作品の中から厳選した7点の銀塩プリントが展示される。

初日の26日には半田氏を招いたレセプションパーティーが20時より開催され、誰でも参加できる。

半田也寸志「IRON STILLS―アメリカ、鉄の遺構」オリジナル・プリント展

会期:8月26日(月)~9月6日(金)
会場:+SANOW LABs.(土・日・祝日休館、10時~19時)
入場無料

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