I.C.Eが見たスパイクスアジア2013レポート(第1回)

「Social Good」に終わりはあるか?

 こんにちは!Spikes Asia 2013の現地レポートの第1回を書かせていただきますワン・トゥー・テン・デザインのクリエイティブ・ディレクターの久保です。今日から3回にわたって、ワン・トゥー・テン・デザイン→ソニックジャムさん→エイド・ディーシーシーさんの3社持ち回りで、シンガポールからホットな現地レポートをお届けします!ちなみになんでこの3社かというと、実は3社ともインタラクティブコンテンツの制作を得意とする各社からなる業界団体、インタラクティブ・コミュニケーション・エキスパーツ(略称I.C.E)のメンバーなんです。今回のスパイクスに合わせて会場に3社共同でブースを出展させてもらっていることもあり、お声掛けいただきました。



シンガポールのマリーナ地区にあるコンベンションセンター、サンテック・シンガポール国際会議展示場が会場となっている。

 ではでは、早速ですが、初日の今日はセミナーが中心の1日でした。各部門のShortlistsもようやく出そろい、その顔ぶれを見てみると…やはり予想どおり先日のカンヌで受賞したものがほとんど。個人的に今回のスパイクスに参加するに当たって気になっていたのは、カンヌで示された広告の未来を指し示すキーワードのひとつ「Social Good」は、果たして一過性のブームに終わるのか、それとも今後も大きな潮流として続いていくのかということ。ひとまずその流れがしばらく続きそうだなあというのが確認できました。


I.C.Eの共同出展ブース。

→次ページ ソーシャル・グッドの優れた事例に共通する原則 

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