電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、傘下のイージス・メディア・イベリアを通して、スペインの広告会社「Ymedia」(ワイメディア社)の株式 51%を、同社主要株主から取得したと20日、発表した。また、ワイメディア社の買収に伴い、ワイメディア社が主要株主である同国のデジタルエージェンシー「Wink TTD」の株式 31.8%も、ワイメディア社に付帯する形で取得している。
今後電通イージス・ネットワークは、2019年までに2社をイージス・メディア・イベリアの100%子会社にする予定だ。
これら2社の買収の狙いは、世界トップ20マーケットのひとつであるスペインにおいて、グループの競争力をさらに強化していくことにあるという。