森山大道「写真よさようなら」
アマナホールディングスは10月5～29日、写真展「TOKYO 1970 by Japanese Photographers 9」を東京・銀座のアルマーニ／銀座タワーで開催する。
参加する写真家は、有田泰而、沢渡朔、須田一政、立木義浩、寺山修司、内藤正敏、細江英公、森山大道、渡辺克巳（※五十音順）。1970年代を代表する9人が「東京」をモチーフに撮影した作品、約300点が展示される。展示作品は購入することも可能だ。
寺山修司「摩訶不思議な客人」
展覧会のキュレーターは、森山大道『LABYRINTH』など数多くの写真集の出版や展覧会の企画を手掛ける、Akio Nagasawa Publishingの長澤章生氏。今回の写真展を通して、写真の新たな見方・楽しみ方を提案するとともに、写真が切り取った「東京」の断片を見ることで、受け手が東京という都市について改めて考えるきっかけにしてもらいたいとしている。
会期中は、参加写真家によるワークショップやトークイベントなども開催される。
今回の写真展は、“LIVING WITH PHOTOGRAPHY”をテーマに、写真を見る、飾る、買う楽しみ方を提案し、日本における写真文化の普及をめざす「IMAメディアプロジェクト」の活動の一環で開催されるもの。同プロジェクトでは昨年8月、「写真をゆっくり読む雑誌」がコンセプトの写真総合誌『IMA』（年4回刊）を創刊したほか、写真情報ポータルサイト「IMA ONLINE」の運営、セミナーやワークショップの企画・運営など多岐にわたる写真ビジネスを手掛けている。
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