上海、北京に続く3拠点目
高級感ある内装だけでなく、ボトルを置くとリアクションのあるテーブルほかデジタルインスタレーションも充実させた。
英酒類大手ディアジオは、ウィスキーブランド「ジョニーウォーカー」の“国際大使館”と銘打ったブランディングスペースを韓国・ソウルにオープンした。2011年中国・上海、2012年同・北京に続く3拠点目。同スペースの名称は、「ジョニーウォーカー・ハウス」。英クリエイティブ・エージェンシーLOVEが担当した。
中国の2拠点と同様、テーマは「Whisky Conversation」とし、内装やディスプレー、インタラクティブ・アートは韓国の消費者向けにアレンジしている。制作には、シンガポールのデザインスタジオAsylumほか、彫刻家Park Chan-Girlさん、Byoungho Kimさんら韓国人アーティスト、現地のデジタル制作会社も協力した。
LOVEの発表では、上海の拠点オープン後、中国ではジョニーウォーカーの売上げが64%伸長したという。ディアジオはこの成功を機にアジアでの市場展開を進めたい考えで、韓国での拠点オープンにも期待を寄せている。