鋳物や漆器などの産地として知られる富山県高岡市にて、クラフト作品や食、まち歩きを楽しんでいただくイベント「高岡クラフト市場街(いちばまち)」が10月3日~7日まで開催される。コンセプトは「手仕事によるクラフトの今を見て、感じて、楽しんで、暮らしの中に取り入れる」。
27年の歴史を持つ日本有数の工芸コンペ「高岡クラフトコンペ」の入選作品展、コンペ参加作家の作品が街中で展示・販売される「作家の引き出し展」、全国のクラフト作家や高岡のファクトリークラフトの展示やショップ、工場見学ツアー、まち歩き&ものづくりワークショップほか、高岡をよく知り、楽しむためのさまざまなプログラムが一堂に会する。期間中は、現地のレストランやカフェでは高岡の食器を使って高岡の食を楽しむ“食とクラフトのコラボ”も多数出現する予定だ。
「まち歩きワークショップ」は、市場街の各会場など高岡の街歩きを通して、街の魅力や課題を発見・認識しようとするもので、ゲスト講師として照明デザイナーの面出薫氏やクリエイティヴ・ディレクターの菱川勢一氏が現地を訪れる。