サイボウズには「モチベーション創造メソッド」という社内の共通言語があります。簡単に言うと、人には「やりたい事」「できる事」「やるべき事」があってその3つを意識してモチベーションを高めるというものなんですが、副社長はいつも「自分にはやりたい事がないねん。できる事とやるべき事がモチベーションに繋がるんや」と話しています。そんな中で、この感動課については唯一「やってみたかった」と口にしていたので、副社長のやりたい事を一緒にやっている、ということもモチベーションのひとつとして、今日にいたっています。
こんな感じで唐突に始まった感動課ですが、最近ではテレビでとりあげられたり、講義の依頼があったりと、徐々に世間からも注目を集めるようになってきました。社内のイベントなどで司会をしたりする事もあるのですが、本当は裏方で色々サプライズを考えたりする事が好きで人前に出るのは苦手です。
社員の多くはそれを知っていて、「福西さん大丈夫ですか?ちゃんと話せますか?」などといじられています。実は、この“いじられキャラ”であることも、感動課としてやっていける強みになっているのではと思っていたりします。
感動にはサプライズが付き物で、サプライズは水面下で進めることが必須。そのため、社内でも「普段何やってるんですか?」「遊んでるんですか?」と言われる事が多い感動課ですが、成功話や苦労話を含めて、具体的にどんなことをやっているかについて次回以降に書いていきたいと思います。もし、興味がありましたら、仕事の息抜きや隣で頑張っている社員をみつけた時などに読んでいただけたら幸いです。
次回は、「感動課、研修に同行する」をお送りしたいと思います。お楽しみに。