博報堂は3日、中国・人民日報グループのWEB部門の日本法人「人民網日本」と共同で、中国における日本企業のCSR活動を支援するプログラム「Hakuhodo PAVRIC」のサービス提供を開始したと発表した。現地でのCSR活動の企画や実施のサポート、また人民日報グループが運営するサイト「人民網」での情報発信までを行う。
本プログラムでは、博報堂オリジナルの中国報道データベースを活用。まず企業のCSR活動に関する過去の報道のデータと、その記事のWEB上での広がりを調査し、注目度の高いCSR活動の最新動向を分析する。
この分析に基づき、人民網日本の監修により中国人生活者の視点や、企業の本業との関連性などを踏まえ、注目度の高いCSR活動を立案し実施をサポートする。実施にあたっては、中国の人民網スタッフらによる取材から、記事やニュース映像による情報発信までをパッケージ化した。
中国では「尊敬」の獲得がブランドイメージ向上につながることから、中国における有力なデジタル媒体である人民網を活用することで、現地でのブランド力を高める効果を見込んでいる。