佐賀健太郎(Three&Co.コピーライター/プロデューサー)
今週も、まだまだ佐賀健太郎です。
先日、コピーライターを目指している方々の前で
お話しさせていただく機会があったこともあり、
本編である「コピーライター×○○○」の前に、
いきなり番外編!?「コピーライター志望×○○○」を
お送りさせていただきます。
では、早速。
ボクが、コピーライターになれたのは、
「コピーライター志望×○○○」のおかげといっても
過言では、ありません。
「コピーライター志望×ラガーマン」
ラグビー経験者なんていっぱいいるので、
これだけじゃなかなか目立てない。
「コピーライター志望×書道有段者」
まじめそうなイメージ。別に目新しくないですね。
「コピーライター志望×空手有段者」
血の気が多そうなイメージですね。体力はありそう。
「コピーライター志望×DJ」
ちゃらそう。ですね・・・
一つひとつだと、そんなに印象に残りませんが、
「コピーライター志望×ラガーマン×書道有段者×空手有段者×DJ」
となったら、
なんじゃコイツ!?
どんなやつやねん・・・
一回会ってみたいなぁ~。
(面接に呼ぶのは、タダやし)
で、ボクは「100通を超える応募の中から、
書類選考通過したんやで」って、入社後教えてもらいました。
特に関西? は、おもしろいこと好きな人が多く、
ネタ的なことを拾ってくれる風土が
あるのかもしれません。
ちなみに、ラグビーも書道も空手もDJも
履歴書の特技・スポーツ・趣味の欄に書いたこと。
すごい結果や特別なことをやっていなくても、
組み合わせの意外性で、相手に強い印象を与えることは
できるんです。
もちろん、作品の善し悪しは重要です。
(ボクも、死ぬ気でつくりました。)
が、大事なのは、いち人間としての面白みや魅力を
最大限伝えることかなぁ〜って思います。
「コピーライター×人事部長」でもあるボクは、そう思います。
ちなみ面接には、当時ワールドカップで大人気だった
ベッカム選手にあやかったベッカムヘアをばっちり決めて
臨んだことは、言うまでもありません。
あと今回も、2013年TCC新人賞の最終審査で無残に散ったコピー達を、
この場を借りて供養させていただくこと、お許しください。
佐賀健太郎(さが・けんたろう)
Three & Co.唯一のコピーライター。そしてプロデューサー。ZOOMで約10年間、コピーライター兼ディレクターとして活動。グラフィック、WEB、スマートフォンアプリの企画・制作に携わる。その後フリーランスという名のリフレッシュ期間を経た後、さらなる仕事の広がり、自己の飛躍を求めThree & Co.に参加。チャンスが転がる環境の中、コピーライターとして、プロデューサーとして、さらにはコミュニケーションを生業にするものとして、自分の目指す方向へ奔走中。
【受賞歴】05年 読売広告大賞 企画協賛賞 / 06年 毎日広告デザイン賞 企画賞 / 08年 読売広告大賞 大賞 / 11年 毎日広告デザイン賞 広告主参加作品の部 準部門賞/ 13年ONE SHOW DESIGN BRONZE PENCIL受賞 など
【「コピーライター養成講座卒業生が語る ある若手広告人の日常」バックナンバー】
- 「コピーライター×○○○」
- たのしい解決!
- 「内向きは、無知につながっている」
- 最強の言葉、それは。
- 異業種からコピーライターに転職した話【新人篇】(7/1)
- 異業種からコピーライターに転職した話【フリーター篇】(6/24)
- 異業種からコピーライターに転職した話【会社員篇】(6/17)
- 異業種からコピーライターに転職した話【学生篇】(6/10)
- 2013年5月 古屋彰一「地方での広告づくり」
- 2013年4月 日野原良行「打席はそこらじゅうにある」
『コピーライター養成講座』
講師は一流のコピーライターが直接指導 プロを育てる実践型カリキュラム
いまでも多くの有名クリエイターを輩出している本講座。幾度かの改変を経て、内容を一新。コピーやCMといった、広告クリエイティブだけでなく、インタラクティブ領域のコミュニケーション、マーケティングやメディアクリエイティブなど、さまざまな視点からコミュニケーションを構築する能力を養い、次世代のクリエイターを育てます。