ファンケル新社食、タニタのメニュー導入で従業員の健康をサポート

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ファンケル(横浜市)は、24日に本社に新設した社員食堂に、健康計測機器メーカー「タニタ」のレシピを導入した。従業員の健康に対する意識を高め、本業の化粧品やサプリメントとの相乗効果を狙う。

タニタが一般企業の社員食堂を監修するのは今回が初めて。“栄養バランスに配慮しつつ野菜をたっぷりと使い、カロリーや塩分を抑えた食事”をコンセプトとするタニタ社員食堂と同じメニューを提供し、従業員の健康をサポートする。

食堂は社員のみが利用できる。1食500キロカロリー前後で、価格は350円。塩分を3グラム前後に抑えたほか、野菜を150~250グラム使用する。ご飯は“適量”をよそうことができるように茶わんの内側に目安となる線を入れている。また、各テーブルにはストップウオッチを常備し、タニタが提唱する「約20分かけて食べる」食事法を推奨する。

今後、ファンケルの「発芽米」や「青汁」などの食品素材を取り入れ、タニタ社員食堂とのコラボレーションとしてメニューを検討していくほか、関連会社であるファンケル スマイルが栽培する野菜の使用や従業員が考案するメニューの採用も予定している。

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