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【連載】「電信柱の陰から見てるタイプの企画術」――福里真一
1、はじめに(こちらの記事です)
2、第1回「電信柱の陰からおずおずと語りはじめる」
3、第2回「幼稚園では藤棚の柱の陰だった」
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(1)
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(2)
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(3)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(1)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(2)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(3)
はじめに
福里真一(ふくさと・しんいち) ワンスカイ CMプランナー・コピーライター
この本は、主に広告関係者が読むことが多いと思われる雑誌「宣伝会議」に、2011年4月から、2013年3月までの2年間に連載された文章を中心としたものです。
私は、CMプランナーという仕事をしています。簡単に言えば、テレビCMの企画を考える仕事です。そのCMでは、消費者に向かってどんなメッセージを伝えるべきか。そのためには、どんなタレントが登場して、どんなストーリーで描くのがいいのか、などと考えていき、最終的には、具体的なセリフやナレーションも考えます。テレビCMの脚本家、と考えていただくとわかりやすいかもしれません。
吉本のタレントが総出演したジョージア「明日があるさ」、加藤清史郎くんのトヨタ自動車「こども店長」、サントリーBOSSの「宇宙人ジョーンズ」などが、代表作ということになるのかな、と思います。
CMプランナーというカタカナ職業だし、派手な自信満々の人間を想像するかもしれませんが、まあ、その真逆です。地味で、暗くて、人づきあいが苦手。まさに「電信柱の陰から見てるタイプ」の人間です。
そんな人間が、珍しく表舞台(?)に登場して、何を書いたというのか。
そして、それは、企画という仕事に興味をもつみなさんに、少しは役に立つものになっているのか…。
前置きがあんまり長くなるのもあれですから、よかったら、ためしに読んでみてください。
(次回に続く)
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【連載】「電信柱の陰から見てるタイプの企画術」――福里真一
1、はじめに(こちらの記事です)
2、第1回「電信柱の陰からおずおずと語りはじめる」
3、第2回「幼稚園では藤棚の柱の陰だった」
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(1)
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(2)
特別対談「企画術は本当に役立つのか?」(3)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(1)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(2)
特別対談「企画に向いているタイプとは?」(3)
1968年鎌倉生まれ。一橋大学社会学部卒業。92年電通入社。01年よりワンスカイ所属。いままでに1000本以上のテレビCMを企画・制作している。主な仕事に、吉本総出演で話題になったジョージア「明日があるさ」、樹木希林らの富士フイルム「フジカラーのお店」、トミー・リー・ジョーンズ主演によるサントリーBOSS「宇宙人ジョーンズ」、トヨタ自動車「こども店長」「ReBORN 信長と秀吉」「TOYOTOWN」、ENEOS「エネゴリくん」、東洋水産「マルちゃん正麺」など。その暗い性格からは想像がつかない、親しみのわくCMを、数多くつくりだしている。