宣伝会議賞の過去の受賞作品の中には、実際の広告として世の中に発信されたものも数多くあります。ここでは、第50回の受賞作品が広告化された事例を、受賞者からのコメントとともにご紹介します。
広告化された宣伝会議賞 受賞作品
(1)クリエイティブ・ディレクターとして制作にも参加!【CMゴールド】の記事はこちら
(2)自主提案で一大キャンペーンに発展【協賛企業賞】(この記事です。)
協賛企業賞受賞 鎌谷友大さん(フロンテッジ ソリューション本部 コピーライター)
「このコピーを世に送り出したいんですが、ビジュアルをつけてご提案させていただいてもよろしいですか?」
「とても気に入っているコピーなので、ぜひお願いします!」
─贈賞式での雑談から始まった、今回の広告化のお話。
東京から伊勢志摩に誘客する、というシンプルだけど難しいお題をクリアするために、まず我々が着目したのは、そもそも伊勢神宮を参拝する目的は「感謝」であるということ。
そこで、「おかげさまを伝えよう」という呼びかけをキャンペーンの傘にして、伊勢志摩を訪れる明確な目的と、人を動かすための仕組みを作りました。
それが、
「大切な人に宛てた感謝の手紙が、旅先の伊勢志摩にサプライズで届く」
というアイデア。
応募者からお預かりした感謝の手紙の配達人を、近鉄さんに演じていただいたわけです。
今まで照れくさくて言えなかった感謝が、世の中にはきっとたくさんある。そんなインサイトから生まれたキャンペーン。
実施をご決断いただいた近鉄さんには、心より「おかげさま」を伝えたいです。
近畿日本鉄道 近鉄特急で伊勢の先へ足を伸ばしたくなるコピー
「参拝は伊勢で。乾杯は志摩で。」
近畿日本鉄道の課題で協賛企業賞を受賞したキャッチフレーズ
「参拝は伊勢で、乾杯は志摩で。」を軸とした観光プロモーション・キャンペーン。
「おかげさまを伝えよう」キャンペーンと銘打ったこの企画は、
特設WEBサイトを中心に展開。大切な人に宛てた「感謝の手紙」を応募すると、
抽選で「おかげさまを伝える旅(ペア10万円相当)」がプレゼントされるというもの。
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