佐賀健太郎(Three & Co./コピーライター)
前回コラムで、これからはコピーライターだけでなく
「コピーライター×○○○」が必要だ!なんて
言い切っきってからの今回。
実はこれ、自分への叱咤激励なんです。
ボクは今は、
「コピーライター×プロデューサー×ディレクター×人事部長」。
いろいろやっているおかげで、仕事の幅・人のつながりも広がったし、
いろんな視点で物事を考える機会も増えました。
(あえて自分でそうしてきたわけですが)
もちろんやることが増えたら、責任も増える。
けど「大変だなんて、思ったことはありません」
っというのは冗談ですが、
それ以上に、得ることが多い。(←コレは、本当です!)
ってところで、そろそろまとめに入ります!
いままで書いていたことは、ボクのやり方。あくまで一例です。
そしてかなり変わっているので、あまり参考にならなかったかもしれませんが、
ひとつだけ言えることがあります。
もしこれからコピーライター、いやこの業界に入ろうと思っている人がいたら、
まず、自分から行動してほしい。待っていても、決して仕事やチャンスは回ってきません。
そして壁にぶつかったら、とにかく壁の向こうへ行く方法を考えまくってください。
それが自分のやり方になっていくと思います。
壁の向こうへ行く方法を導き出す思考やモチベーションは、
仕事にもきっと活きてきます。
基本、ボクらの仕事は、クライアントが立てる「オーダーという名の壁」の向こうへ行くこと。
その壁は、壊していいし、下に穴を掘ってくぐってもいいし、飛び越えてもいいんです!
具体的に言うと、グラフィック、WEB、TVCF、ラジオCF、イベント、ソーシャルメディアなど、
とにかく一番最適な方法を選び、向こうに行くことができればいいのだから。
ちょっぴり先輩面をしてしまいましたが、
ボクも次の「×○○○」を模索中しています。
今まで以上にコピーを書いて、いろんなコト・モノを巻き込みながら、
ボクにしかなれないコピーライターを目指して、走りつづけています。
「コピーライター×佐賀健太郎」を確立するために。
最後になりましたが、
ボクのコラムを読んでくれたすべての方々に感謝。
ありがとうございました。
佐賀健太郎(さが・けんたろう)
Three & Co.唯一のコピーライター。そしてプロデューサー。ZOOMで約10年間、コピーライター兼ディレクターとして活動。グラフィック、WEB、スマートフォンアプリの企画・制作に携わる。その後フリーランスという名のリフレッシュ期間を経た後、さらなる仕事の広がり、自己の飛躍を求めThree & Co.に参加。チャンスが転がる環境の中、コピーライターとして、プロデューサーとして、さらにはコミュニケーションを生業にするものとして、自分の目指す方向へ奔走中。
【受賞歴】05年 読売広告大賞 企画協賛賞 / 06年 毎日広告デザイン賞 企画賞 / 08年 読売広告大賞 大賞 / 11年 毎日広告デザイン賞 広告主参加作品の部 準部門賞/ 13年ONE SHOW DESIGN BRONZE PENCIL受賞 など
【「コピーライター養成講座卒業生が語る ある若手広告人の日常」バックナンバー】
- 「コピーライター×大阪」
- いきなり番外編!?「コピーライター志望×○○○」
- 「コピーライター×○○○」
- たのしい解決!
- 「内向きは、無知につながっている」
- 最強の言葉、それは。
- 異業種からコピーライターに転職した話【新人篇】(7/1)
- 異業種からコピーライターに転職した話【フリーター篇】(6/24)
- 異業種からコピーライターに転職した話【会社員篇】(6/17)
- 異業種からコピーライターに転職した話【学生篇】(6/10)
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