電通は10月31日、昭文社のガイドブック『ことりっぷ』と連携し、女性の観光ニーズに応えて地域活性化を図る「もっと女子旅プロジェクト」を立ち上げた。両社は今後、女性ならではのセンスを際立たせる力「女子力」をキーワードにした新しいサービスを開発し、地域活性化や地域・企業のブランド力向上を目指す。
2006年から展開する地域ブランド開発・コンサルティングサービス「abic(アビック)」の一環。同サービスで10の地方自治体の地域ブランド構築を手がけた結果、女性の観光誘致が共通課題として挙がっていたことが背景にある。また、『ことりっぷ』メールマガジン会員300人へのアンケートの結果、41.4%が年4回以上旅行を楽しんでいることがわかった。さらに、7割以上がパッケージツアーでなく自分でプランを立て、「現地旅館のスタッフ」「地元住民」からの情報を参考にしたい女性が3割程度いるという。