第51回宣伝会議賞、応募総数は過去最高の48万8916点に

第51回宣伝会議賞

11月1日に応募が締め切られた国内最大規模の公募広告賞「第51回宣伝会議賞」(宣伝会議主催)の作品集計結果が5日にまとまり、応募総数は過去最高の48万8916点を記録した。これまで過去最高だった前回(第50回)の38万3500点から、10万5416点増加した。

宣伝会議賞は、広告表現のアイデアをコピーとCM企画で競う公募形式のコンペティション。1962年、雑誌『宣伝会議』の創刊100号を記念して創設された。企業の実際の商品・サービスを課題としており、今回は40社が課題を提供した。作品の内訳は、キャッチフレーズが48万1078点、テレビCMが5192点、ラジオCMが2642点。第50回の内訳と比較すると、キャッチフレーズが10万7597点増となったほか、ラジオCMが448点増と大幅に増えた。

応募点数は、40回目の2002年に10万点を初めて突破。05年(43回)に20万点を超え、さらに09年(47回)に30万点を突破、以降毎年増加しており、今回の51回で40万点を突破した。第50回の一次審査通過率は1.57%。今回もさらなる激戦が予測される。

宣伝会議賞は、前回から応募形式をデジタル応募に一本化。応募点数については、1課題あたり50点までという上限を設けた。

一次審査通過者の発表は『宣伝会議』3月号(2月1日発売)誌上、協賛企業賞、二次審査通過者、最終ノミネート、ファイナリストの発表は『宣伝会議』4月号(3月1日発売)誌上、グランプリほか主要賞の発表は2014年3月に都内で開催される贈賞式にて行う予定。

第51回 宣伝会議賞
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