11月3日~10日の1週間にわたり、宣伝会議・教育事業部では「ビジネスインテリジェンス」をテーマに、米・ニューヨークへの視察ツアーを企画。現在、その視察団が現地を訪れている。訪問中、現地からリアルタイムで視察の様子をレポートする。
<バックナンバー>
<現地レポート> 宣伝会議 海外視察研修 in NY 2013 (2)
街中をニューヨーカーが走り回る「Citi Bike」って?
日本時間の11月3日23時、現地時刻の3日10時、宣伝会議 海外視察研修 in NY 2013の視察団メンバーはジョン・F・ケネディ国際空港に到着した。入国当日はニューヨークマラソンが開催され、街中には多くの市民ランナーの姿が。そのランナーたちに交じって、ひときわ目をひいたのが、ニューヨーカーたちが颯爽と乗りこなす、鮮やかなブルーの自転車。ブロードウェイを歩いていると、その正体が判明した。
ブルーの自転車の正体は「Citibank」がスポンサードしている「Citi Bike」。今年5月より開始された、レンタサイクル・サービスだ。マンハッタン・ブルックリンを中心に600のステーションで自転車を借りることができ、どのステーションで返却しても構わない仕組みとなっている。金額は24時間で9.95ドル、日本円にして1000円強の価格帯だ。さらにホームページから申し込めば、年会費95ドル(約10万円)で乗り放題のプランもある。
現地メディアによれば、「Citi Bike」はNYのブルームバーグ市長の推進する「バイク・シェアリング・プログラム」の一環であり、5月に300のステーションで開始するも、10月には600に拡大し、順調に利用が進んでいる様子。市内でも多くの人が活用する姿が見られた。
本ツアーはDSPが誕生した地、ニューヨークで最先端のデジタルマーケティングを学ぶことを目的にしているが、ちょっと街を見渡すだけで、広告ビジネスの新しい形を目にすることができるのも、ここニューヨークならでは。
明日以降は、ツアーのメインテーマであるデジタルマーケティング視察の様子をレポートする。
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