LINE、ローソンとマツモトキヨシの「友だち」にアプローチできるメーカー向けO2Oサービス開始

LINEは11月7日、同社が運営するスマートフォンアプリ「LINE」において、ローソン、マツモトキヨシの大手小売2社と協力し、主に食品、飲料、日用品などの消費財メーカー企業向けに「LINEコラボアカウント」の提供を開始した。


これは、LINEが2012年6月から企業向けに提供している「LINE公式アカウント」を活用したサービス。消費財メーカー企業は、ローソン(LINE ID:@lawson、友だち数1100万人)およびマツモトキヨシ(LINE ID:@matsukiyo、友だち数610万人)のLINE公式アカウントから、自社商品の販売促進のためのクーポンや商品告知メッセージを配信することができる。

この新サービスを利用することで、消費財メーカーは自社で新たにLINE公式アカウントを開設したり、購読者を獲得したりするコストをかけずに見込み客へリーチできる。また、ローソンとマツモトキヨシにとっては、メーカーと協力して商品の販売促進を行うことで顧客を自社店舗へ誘引する効果が期待できる。

取り組みの第1弾として12月上旬に、ローソンのLINE公式アカウントで、サントリー食品インターナショナルがローソン限定で発売する新商品「ボスカフェ ホワイトラテ」「同 ダークプレッソ」の商品告知およびクーポン配信を実施。併せて11月12日から、LINE公式アバターサービス「LINE PLAY」内で展開しているローソンの公式ルームに「ボスカフェ」専用コーナーを設置し、同ルーム内にある「仮想Loppi」から、実店舗のLoppiで引き換え可能な割引クーポンを配布する初の取り組みを行う。

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