インターネット分野で優れた成果を挙げた人材を表彰する第1回Webグランプリ(日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会主催)の「Web人部門」の受賞者が19日発表され、「Web人大賞」にはサッポロビールの森勇一氏が選ばれた。ビール業界で初めて企業公式フェイスブックページを立ち上げるなど、ソーシャルメディアを活用した取り組みが評価された。
「Web人貢献賞」にはエステーの鹿毛康司氏、「Web人賞」にはメディアジーンの今田素子氏、ツルカメの森田雄氏、アドビシステムズの清水誠氏がそれぞれ選ばれた。
鹿毛氏は同社の宣伝業務を統括する傍ら、「エステー宣伝部どっとコム」の運営や「高田鳥場」として自らツイッターを活用して成果を挙げている。
また今田氏はギズモード・ジャパンなど複数の人気サイトの運営を統括するほか、森田氏と清水氏はWebのユーザーエクスペリエンスや分析などの領域で積極的に発信したことが評価された。
同賞はこれまで「Webクリエーション・アウォード」として10回開かれてきたが、今年「企業ウェブ・グランプリ」と統合して「Webグランプリ」にリニューアルした。「Web人大賞」にはこれまで、ローソンの白井明子氏やパナソニックの山本雅通氏、日本コカ・コーラ(当時)の江端浩人氏らが受賞している。
贈賞式は12月2日、東京都港区の八芳園で開かれる。