グーグルもフェイスブックもない時代。コカ・コーラの誕生秘話/コカ・コーラ「ペンバートン 1886 おいしさの秘密」編

「ペンバートン 1886 おいしさの秘密」編

コカ・コーラ

米コカ・コーラ社は4日、グローバル共通のテレビCM「ペンバートン 1886 おいしさの秘密」編のオンエアを開始した。

CMで描かれるのは、コカ・コーラの生みの親で薬剤師のジョン・S・ペンバートン博士による、コカ・コーラの開発の裏側。

コカ・コーラが生まれた時代背景とともに、1886年の誕生から今日まで変わることなく受け継がれてきた、「植物由来の香料使用」「保存料不使用」というレシピの特徴を、ユニークに、分かりやすく伝えることを目的としている。

S:1886年 アトランタ

NA:ある朝、ジョン・ペンバートン博士は清涼感あふれる新しい飲料を
開発しようと思い立ち、グーグルで検索してみた。おっと、当時は
グーグルなんてなかったね。

そこで彼は、今で言う着色料を取りに行ったんだけれど、これも
その頃はなかった。
馬車に乗り込んだ彼は、ヒップホップを聞きながら保存料を買いに出た。
あぁ、これまた存在しなかったね。ヒップホップも、保存料も。

その後で、ジョンはサバンナ港に向かい、
最高の香料を作る素材を手に入れた。

仕事場に戻ると、ジョンは水、砂糖、カラメル、酸味料、カフェイン、
そして独自に配合した香料を混ぜ合わせた。彼の秘密のレシピである。
最後に炭酸水を加えれば出来上がり。

S:一部の国では果糖ぶどう糖液糖も使用

NA:ひとたび口にすれば、それはそれはおいしくて、
彼はフェイスブックでシェアしたいと思った。
あぁ、フェイスブックもない?これは失敬。

1886年からずっと、植物由来の香料を使用、保存料は不使用なんだ。

S:1886年当時から
植物由来の香料使用
保存料不使用

コカ・コーラ社と言えば、クリスマスシーズンのテレビCM展開に毎年力を入れており、今年も「スノーベア」編、「サンタクロースの手紙」編の2編をすでにオンエアしている。

一方、同CMは12月末日までに計4回しかオンエアしないというレアなもの。
企画制作はThe Cyranos McCann(Barcelona, Spain)+Las Montañas Nevadas del Canada SLが手がけた。

企画制作
The Cyranos McCann(Barcelona, Spain)+Las Montañas Nevadas del Canada SL
General Creative Director
Leandro Raposo
ECD
Pablo Colonnese
CD
David Fernandez、Joaquin Espanol
Senior Art Director
Eduard Cubel
Senior Copywriter
Jaume Rufach
Production Director
Alba Riart
AE
Marta Grasa
European Group Account
Nicole Chabre
Executive Producer
Oscar Romagosa
撮影
José Luis Alcaine
Line Producer
Laia Coll
音楽
Claire Fretwell
Sound Designer
Idea Sonora

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